◆人物<1>◆
レイヤの状態    *肌*    合成方法…「重ねる」  濃度…100%
肌◇レイヤパネルの一番上にある「背景」レイヤをアクティブにして
(クリックして赤い枠で囲まれた状態)、新規追加します〔レイヤ名/肌〕。そして、いよいよ人物を塗っていきます。
  まず最初に塗るのは肌です。  下にある部分から塗って、上にレイヤを「重ねる」で重ねていくと、はみ出した部分が見えなくなるので、消す手間が省けるからです。  もちろん、上のレイヤの濃度を下げると、下の色が透けて見えてしまいますから、これは無効です。

◇要するに、壁、葉のときと同じことの繰り返しです。
  まず、ベースとなる肌色で塗ってから、上に重なる色の無い部分(背景の上にはみ出した部分)を消し、Tボタンを使って、 陰になっていそうな部分を暗めの色、光の射していそうな部分は明るめの色で塗り、ぼかします。
  それが左のレイヤ<肌>です。

レイヤの状態    *髪*    合成方法…「重ねる」  濃度…100%
髪の毛<1>
髪の毛<1>
髪の毛<2>
髪の毛<2>
◇また新規レイヤ〔レイヤ名/髪〕を追加して、髪の毛を塗ります。 塗り方に関しては、これまでと同じことの繰り返しなので書きませんが、 髪の場合、私としては最も力の入っているところのひとつなので、結構何回も塗ってはぼかし、塗ってはぼかしを続けています。  髪には、もっぱら「ぼかし」を使います。  髪の根元から毛先に向かってなぞるようにぼかすのがコツです。 髪にはレイヤは一枚しか使いません。  これは、私のPCが非力なせいで、極力メモリを節約しようとしているからなのです。 パワーのあるマシンをお使いの方は、レイヤをもっと使っていってもいいと思います。

◇300%くらいにまで拡大表示して、毛先等の細さが表現できるように消しゴムで消します。 もちろん細かいところを消すときは、1×1〜3×3くらいの小さいブラシを使う必要があるので、このあたり、 もっとも繊細さを必要とする部分でしょうか。 この絵の場合、ロングショットだし、縮小するとどうせ潰れるので、 あまり気を使ってはいないんですが。 さらに後れ毛を描き加えたりすると尚いいですね。

◇左の「髪の毛<1>」は、ベース色に陰となる色を描き加えたところ、「髪の毛<2>」は、さらに明るめの色を加えて、一応のぼかしが終了したところです。 最終的には、髪の部分の線は、 消しゴムで消すか色変更で目立たなくするので、線がなくても美しい流れが描けているか、線画レイヤを非表示にして確かめます。
  線の消えた顔が怖いです(笑)

レイヤの状態    *服*    合成方法…「重ねる」  濃度…100%
                      *服のテクスチャ*    合成方法…「重ねる」  濃度…20%
服1
服<上>1
服2
服<上>2
服<テクスチャ>1
服<テクスチャ>1
服<テクスチャ>2
服<テクスチャ>2
 ◇レイヤを新規追加して、これに服を塗っていきます。〔レイヤ名/服〕
 左上の「服1」は、ベースの色に影の部分と明るい部分を加えたところ、右上の「服2」は、
 はみ出した部分を消してぼかしたところです。
 この2枚は、またもや「壁の影」を、更には4枚とも「葉2」を非表示にしてしまってますね。
 やれやれ(; ̄▽ ̄A
 しかも、「服2」にはいきなり下に着てるTシャツの色も塗ってます。
 出来るならこれは新たなレイヤに塗りたいところですが、節約生活です(笑)

 ◇このままでは少し物足りない感じがしたので、再びレイヤを追加してテクスチャ(Material
 に置いてあるPixia用テクスチャmh-09です)で模様を付けてみることにしました〔レイヤ名/
 服のテクスチャ〕。
 左下の「服<テクスチャ>1」は、テクスチャを貼り込んだ後、線画のときにも使ったフィルタ
 画像透明化をかけています。
 モノトーンのテクスチャはこういう使い方が出来るので便利だと思います。
 レイヤの濃度は20%に下げてありますが、まだややしつこめな印象です。
 でも、縮小時に潰れることを考えに入れてこのままにしました。

 ◇それだけでは平面的なので、これに、Tボタンを使って光の当たっていそうな部分に明るめ
 の色を塗ります。
 もちろん、Tボタンによって透明化した部分を保護しているので、模様の上にのみ色が付いて、
 他の部分は服の地の色が透けて見えています。「服<テクスチャ>2」

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